【ヴァンフォーレ甲府vs浙江FC 11月8日】
歓び始めた甲府のピーター・ウタカはそのパフォーマンスをストップした。
前方のライズマンの黄色とオレンジのフラッグが目に入ったからだ。
ラインズマンはにっこりと笑みを浮かべていたが、VARによってこのオフサイドは否定されて、甲府は先制した。
中村亮太朗からのパスに素早く反応したピーター・ウタカはリャン・ノクハンに競り勝ち、右足で流し込んだ。
前半のロスタイムには宮崎純真からのクロスをジェトゥリオが「フライング・キック」で技ありの2点目。
だが、後半に入って間もなく、ゴール前でボールを取ろうとしたGKのマイケル・ウッドがレオナルドの足を払う方になりファウル。
レオナルドにそのペナルティを決められて1点差になってしまう。
嫌な時間帯。
58分、飯島陸からのスルーパスに関口正大が鋭いシュートを決めて3点目。