■「もうアンラッキーとしか言いようがない」
この何とも珍しい“両ポスト直撃FK”を、DAZNの日本語公式エックス(旧ツイッター)が「なんと両ポストに...」と題して取り上げると、以下のようなコメントが寄せられた。
「このフリーキックはほんと紙一重」
「いやあなんで入らないんだ笑」
「逆に難しいだろってぐらい珍しい」
「現地は遠くてわちゃわちゃしていて分からなかったけど、こんな感じだったのか!もうアンラッキーとしか言いようがない。」
「ほんとポストに救われた」
栃木にとってはポストに恨み節も、東京Vにとってはポストが味方してくれた形。辛うじて失点を免れた東京Vは、このFKを与えたファウルで退場者を出して数的不利になりながらも、後半37分に中原輝の美しい直接FK弾で均衡を破り、1−0の勝利を収めた。
結果的に東京Vが勝利したが、この前半アディショナルタイムの“両ポスト直撃FK”が数センチずれてゴールネットを揺らしていたならば、その後の試合展開も大きく変わっていたはず。J1自動昇格へ望みを繋いだ東京Vにとって“神ポスト”とも言えるシーンだった。