■伊東純也が4アシスト
選手交代なく迎えた後半立ち上がり、幸先よく4点目を決める。上田が相手ペナルティエリア手前のやや左で得たFKのチャンスで、久保がワンタッチしたボールを菅原由勢が右足でシュート。ゴール右に鮮やかに決める。
4点リードのまま時間は経過すると、5点目を決めたのは後半21分に途中出場した細谷真大だった。同37分、伊東が左サイドから右足アウトサイドで中央に送ったボールを、細谷が胸トラップして左足で冷静にシュート。代表3試合目で初ゴールを決めてみせる同時に、伊東が4アシストを記録した。
伊東はスタート時には右サイドだったが、後半途中から左サイドに移動。両サイドで結果を出し、三笘薫と中村敬斗が不在の森保ジャパンに新たなオプションをもたらした。
5-0という大量得点で厳しいアウェイゲームを制し、北中米ワールドカップへ向けて大きく前進した日本代表。これで年内の活動を終え、来年元旦に行われるタイ代表戦を経てアジアカップに挑むこととなる。