■「このシーン、スタンド沸いた」
この場面に、SNS上では多くの声が寄せられていた。
「下がってどうするの?下がったらあかん!そのままで睨み合いファイト」
「オリンピック楽しみだなぁ」
「このレフェリーすげえな。アルゼンチンの選手突き飛ばしてるよ。」
「唯人のこのシーン、スタンド沸いたぞ。で、すぐに先制点ですげえ盛り上がった」
「この睨み合いの場面で後退りしてる感じだった唯人が、この後2発ゴールという結果で黙らせたのめちゃめちゃスカッとした」
「あんまりこういう事する子やなかったで(笑)素晴らしい!!」
「意気込み半端ない唯人!!気合い入ってたね」
現在22歳の鈴木唯人は、デンマークのブレンビーIFに所属。しかしその前は、このアイスタを本拠地とする清水エスパルスでプレーしており、この日はその成長した姿を見ようと清水サポーターも多く駆け付けていた。
鈴木としても負けられない気持ちは人一倍強かったはずで、実際、この試合で2得点を決めている。しかもその1点目は1-2とリードされていた状態で奪った同点弾で、もう1点は逆転弾にして決勝ゴールとなったものだった。
10番にふさわしい結果と闘争心を見せた鈴木が、パリへの道を切り拓く。