Ｊ１のアビスパ福岡が、今週末の来場者プレゼントを発表した。グッズ自体の出来と、ＳＮＳを活用した戦略の双方に、賛辞の声が上がっている。
「アビスパ史上、今が一番おもしろい」。福岡は、そう断言する。
クラブの自信は当然だろう。Ｊ１リーグでは、４試合を残して現在８位と、堂々の１ケタ順位につけている。ルヴァンカップでは、クラブ史上初めての決勝進出を決めたところだ。
この勢いに乗り、今週末には大きなプロジェクトに挑む。昨季王者の横浜Ｆ・マリノスをホームに迎えるＪ１第３１節で、「アビスパ２万人プロジェクト」と銘打って、多数の来場を呼びかけ続けてきたのだ。
今月に入ってからも、次々とイベントを発表してきた。そのひとつが、プレミアム・ユニフォーム・パートナーであり、この試合のマッチデーパートナーとなった新日本製薬株式会社による、オリジナルバケットハットのプレゼントだ。
１０月は乳がんの正しい知識や早期受診の推進を広めるピンクリボン運動月間である。この試合でも、啓発ブースが出展されるとともに、女性がサッカー観戦を楽しめるよう、先着の女性１１１１人にハットがプレゼントされることとなった。
クラブカラーであるネイビーをベースとして、クラブロゴやピンクの文字があしらわれたハットには、「可愛い！」「新日本製薬さんの毎年可愛いやつだ」「これからのｄａｙｇａｍｅで大活躍しそう！」などのコメントがＳＮＳで広がっていた。
