スタンダール・リエージュに所属するサッカー日本代表MF川辺駿が、現地時間10月22日に行われたベルギー1部リーグ第11節のアンデルレヒト戦で強烈なミドル弾を決め、称賛を集めている。
開幕3勝4分け3敗スタートのスタンダールが、本拠地に強豪アンデルレヒトを迎えた一戦。「ベルギー・クラシコ」と呼ばれるライバル対決に、川辺はスタメン出場した。だが、前半18分、24分と連続失点。前半を2点ビハインドで終えることになった。
だが、後半になってスタンダールが盛り返す。後半7分に1点を返すと、その3分後の後半10分に川辺の“見せ場”がやってきた。右サイドをドリブルで仕掛けた後にワンツーで中に切り込んだマーロン・フォッシーからの横パスを受けると、ワンタッチで相手DFの逆を取ってボックス内に侵入。足元にボールを置いた状態で前を向くと、斜め45度から右足を一閃。ほぼ無回転の強烈なシュートは、相手GKカスパー・シュマイケルも反応し切れず、逆サイドネットに突き刺さった。
これで川辺は今季出場11試合で3ゴール目。試合を振り出しに戻したスタンダールは、その6分後に3点目を奪って逆転に成功。川辺は後半39分までプレーして、本拠地ファンの大歓声を浴びた。