【サッカー日本代表・森保一監督、10月18日取材対応全文(2)】南野拓実について「ギラギラしたものを見せながらも、ベテランとしての立ち振る舞い」に変化を感じるの画像
チュニジア戦で指揮を執るサッカー日本代表の森保一監督 撮影:中地拓也

 日本代表森保一監督は、チュニジア戦から一夜明けた10月18日報道陣の取材に応じ、10月シリーズの振り返りと今後について語った。その取材対応の全文は次のとおり。

――今回、久しぶりに呼んだ南野選手と中山選手の驚きや伸びたと思う部分は

 いや、驚きということはなくて、やはりやってくれる選手たちだなという、力のある選手たちだなっていう安定感というか、最低限できることと、チームの勝利とチームの活動の中で、オンザピッチも、オフザピッチも貢献できる選手たちだなっていうことを感じさせていただきました。

 で、 そうですね、驚きではないですけど、2人とも経験をこうして重ねてる中で自分のプレーを見せると、自分のポジションを掴むためにギラギラしたものを見せながらも、ベテランとしての立ち振る舞いとか、コミュニケーションとかっていうところは、 変わったところはあるのかなと、話していても、そういうところは感じます。

 ただ、ギラギラしたところは全然変わってないので、 そこでいいとこかなと。でもユウタに関しては、長期離脱、1年ですか。約1年チームを離れている中で、今チームで試合に出れてるのを確認してますが、チームに安定感をもたらすプレーができるということとと、今、我々がやっている選手たちが、ほんとにアグレッシブに前に前に出ていくというところを、より安定感をもたらすプレーをしながらも、前に出ていくというチャレンジはしてくれていたのかなと思ってます。

 

――初戦の相手がミャンマーに決まりました

 相手があっての戦いですし、しっかり相手のことを分析して、対策を練って戦いに挑まなければいけないですし、で、 普段、選手たちがやってるステージからすると、少し相手のことを見下してしまうような、油断が出てしまうような油断や隙が生まれてしまうようなモチベーションになることも考えられる中、 相手あっての戦いですけど、自分たちが何をできるかっていうところを、自分たちのその時のベストを尽くして戦うということと、志してるところはどこなんだという、その高みの基準を常に忘れずに試合に臨めるように準備はしていきたいなと思っています。

 難しい相手ですけど、日本代表の選手たちはいい選手が揃っていますので、厳しい戦いを覚悟して、絶対に気が抜いてはいけないんですが、それと同時に自分たちは当たり前に勝っていかなければいけないというプレッシャーの中でもしっかり勝てるというところ、自分たちが持ってる力を、プレーと結果という部分でしっかり示せるように選手たちと準備をしていきたいなと思っています。

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