■山田新は絶叫系が苦手
ちなみに、山田が一番楽しかったアトラクションは「名前も分かんないようなちっちゃいジェットコースター」だという(ポイント11)。ピッチの上ではルーキー離れしたフィジカルの強さを見せ、早くも存在感を見せている生え抜きFWだが、意外にも「怖いのはあんまり得意じゃないんです」と絶叫系が苦手ということで、「(小さいジェットコースターが)子ども用のちょうどいいやつだったので、一番楽しかったです」と続けている(ポイント12)。
ディズニーというと乗り物以外にも食事も楽しむ要素の一つだが、名願斗哉はその食事中にソースをこぼしてしまったという。しかも、白いTシャツを着ていたため、染みが目立つことに。その結果、当日は暑い日だったにもかかわらず、羽織っていた上着のチャックをすべてしめて過ごしたそうだ(ポイント13)。
また、高井幸大が“漢気”でチキン(おそらくターキーか)をご馳走したということ(ポイント14)、松長根悠仁はチュロスを食べたかったものの、お腹がいっぱいで食べることができなかったとも判明している(ポイント15)。
当日は21時に帰ったが、パレードを観ることはできなかった(ポイント16)。しかし、事前の登里享平との会話の中で同じ日にディズニーを訪れることが分かっており、その結果、遠目ではあったものの園内で互いに写真を撮ることに成功している(ポイント17)。
また、お土産を一番買っていたのは永長鷹虎(ポイント18)。一方、川崎の7選手は寮のおばちゃんにお土産としてディズニー40周年のフィギュアを買ったという(ポイント19)。最初はお菓子にしようとしたものの、ACLパトゥム戦で購入したお菓子がまだ余っていたことでの選択だった(ポイント20)。
話を聞いていてもとても楽しい1日だったようで、期限付き移籍中の選手も参加するなど仲の良さが伝わってくる川崎の若手。切磋琢磨しながらも絆も深め、チームにいい雰囲気をもたらしている。
(取材・文/中地拓也)