■6点を奪った反面…
レッズ・ファンの関心はここなのだろう。
相手のオウンゴールで先制した浦和は、アレクサンダー・ショルツ、高橋利樹、関根貴大、ホセ・カンテ、エカニット・パンヤと6点を奪った。
もっと取れただろうというシーンもあった。
半面、前半の終わりにはハノイに押し込まれた。後半の終わりでもハノイの強いシュートを浴びたが、西川周作の好セーブも見られて、浦和はハノイを完封した。
デビュー戦となったタイのパンヤにゴールが生まれた。
パンヤにゴールを取らせようと浦和の選手たちが動いた結果だったが、お膳立てに応えられたパンヤはこれから伸びていくのだろう。
「ゲームの読みが非常によく、よいラスト・パスを持っている。そして、今日見せたようなフィニッシュも持っている」(マチェイ・スコルジャ監督)