■「パトゥムはやっぱりチャナのチーム」

 中盤で対峙する機会も多かった橘田健人は、「守備のところが厳しくきましたけど、やっぱ攻撃面では上手いなと、試合をしながら感じてました」と話す。そして、「自由にさせたら本当に質が高い選手」と称賛したのだった。

 後半途中からピッチに立った瀬古樹も、「彼のチームだなっていうふうに僕は見てて思いました。やっぱりうまかったです」と振り返る。

 登里享平は、「嫌なところにいるなっていう、相変わらずその辺がすごくうまくて“嫌な選手”だなと思った。チャナの立ち位置、ポジション取りっていうのはすごくうまかったです」と話す。

 そして、「パトゥムはやっぱりチャナのチーム」と表現し、「パトゥムの選手はいいパス付けていたなと思います。ホームでは気を付けないといけないなと思います」と次戦に向けて警戒感を示した。

 ACLの第4戦は11月7日、今度はパトゥムを等々力競技場に迎えることになる。チャナティップは等々力に行くことを楽しみにしており、「等々力に(行くので)よろしく応援してね」とサポーターへのメッセージを試合後に話してくれた。

 等々力ではさらに多くの川崎サポーターの前でプレーすることになるチャナティップ。早くも実現する“古巣訪問”は、盛大な歓迎ムードに包まれそうだ。

  1. 1
  2. 2
  3. 3