「45分はできると相談していました」浦和・中島翔哉が浦項戦で負傷から戦線復帰も、完封負け。「これからも勝負していこう」と、ボール前での“怖さ”求めるの画像
浦和レッズの中島翔哉 撮影:中地拓也

 10月24日、浦和レッズは埼玉スタジアムに、浦項スティーラーズ(韓国)を迎え、AFCチャンピオンズリーグ グループステージ第3節を行い、0―2で敗れた。

 途中出場したMF中島翔哉は「チームとしても勝ちたかったので悔しいです」とコメント。そして「自分がゴールやアシストをすれば0-1の状態でしたし、チャンスはあったと思いますし、今回を反省して次に向けていきたいです」と続けた。

 立ち上がりは浦和がボールを回す展開。ただパスを打ちこんだ後、カウンターを食らう場面が増えていた。浦項がギアを上げると浦和の守備の時間が長くなりラインを押し上げることができず、相手にセカンドボールを回収され押し込まれる。

 22分、右サイドからクロスを上げられると逆サイドのFWチョン・ジェヒがペナルティエリアに侵入し右足で流し込まれて失点。1対1のバトルでは体を寄せられてボールをロストする。チャンスと呼べるチャンスはなく浦和は1点のビハインドを背負いハーフタイムを迎えた。

 負傷明けの中島は「45分は(プレーが)できると相談していました」と、後半頭からピッチに立つと早速チャンスを作る。48分には右サイドで切り返しペナルティーエリアに入ると左足で狙ったが枠を捉え切れない。中島は「ゴール前ではゴールに仕掛けないと相手にとって怖さはないので、これからも勝負していこうと思っています」と前を向き答えた。

 しかし、その1分後、左サイドからロングカウンターを発動され、ファ―サイドでフリーとなっていたMFコ・ヨンジュンに流し込まれ手痛い追加点を献上した。

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