川崎・山村和也がパトゥム戦の前半で挙げた苦戦の要因。「チャナをフリーにしすぎてた」からこそ、後半開始前に「そこをどうするのかという話をしていた」の画像
パトゥム戦で先発出場した川崎フロンターレの山村和也 撮影:中地拓也

 山村和也は敵地での勝利にまずは胸をなでおろしていた。

「グループステージを突破するために、大事な試合だったので。勝って帰れることはすごく良かったと思います」

 川崎フロンターレは10月24日に、ACL第3節のパトゥム戦をアウェイで実施。4−1で迎えた試合終盤に、PKを与えた場面から審判団も少々混乱。複数枚のカードを受ける展開になってしまったが、結果的に4−2で勝利していた。

 そんな試合は、前半14分に遠野大弥の先制点でリードを奪う展開に。ところが守備を主眼においた4-4-2へのシステム変更が狙い通りにハマらず。追加点を奪えない一方で、パトゥムに握られる時間帯も作られており、前半のアディショナルタイムに同点ゴールを許してしまっていた。

 そんな前半について山村は「チャナ(チャナティップ)をフリーにしすぎてた」のだと振り返りつつ、後半を迎えるにあたり「そこをどうするのかという話をしていた」と説明。その後半に入るタイミングで4-3-3に戻したことで「後半、うまく試合に入れたんで。それは良かったかなと思います」と述べている。

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