■広報担当の軽いノリ

 広報にアンチェロッティのインタビューを依頼しました。

「オッケー、分かったぜい!」と広報担当者。

「何か企画書とか作ってFAXでも送りましょうか?」と言ったのですが、「そんなもん要らんよ。オレがオッケーと言ったらオッケーなのさ」と言われました。

 まあ、ラテン系のクラブの場合、文書やFAX(今ならメール)でやり取りしても一向に話は進みません。顔を出して、対面で話をすると、多少無理な要求でもすぐに受け入れてくれるのです。

 それが、ラテン系の良さでもあるのです。

 ユベントスの広報氏は、その中でも極端に軽いノリでした。

(2)へ続く
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