10月4日、J2リーグに所属するヴァンフォーレ甲府が、アジアチャンピオンズリーグ(ACL)のホーム初戦を戦った。試合開始前、スタンドで見られた光景が感動を呼んでいる。
昨季、天皇杯で王者となった甲府はJ2リーグを戦いながら、ACLにも挑んでいる。アウェイで行われた大会初戦はオーストラリアのメルボルン・シティを相手に、シュート数で圧倒。結果はスコアレスドローだったが、勝点1を持ち帰った。
そして迎えたホーム初戦。クラブは大会規定に従うために、新国立競技場で試合を行う。平日開催ということもあり、甲府サポーターの現地参戦は厳しいと思われていた。そこで見られたのがJリーグサポーターの“共闘”だ。クラブの公式SNSアカウントでも「#甲府にチカラを」のハッシュタグで応援が呼びかけられていた。
そうした甲斐もあり、当日のスタジアムにはカテゴリーを問わず、多くのクラブのサポーターが集結。それを象徴するような光景が「J2の誇り」と書かれたフラッグを掲げるサポーター達の姿だ。黄色の生地に緑で書かれた応援の一言は、ACLの公式エックス(旧ツイッター)でも紹介されていた。