■「東アジアで日本が1番高い」
——日本との対戦は2024年3月21日に日本のホームゲーム、3月26日に朝鮮のアウェイゲームがあります。日本は2022年カタールワールドカップでドイツ、スペインに勝利を収め、森保一監督が続投したことでそのまま一貫したチーム作りができています。この日本との対戦をどう考えていますか
私がサッカーマンとして評価すると、現在のサッカーのレベル自体は東アジアで日本が1番高いと思います。ただし、それは競技レベルの問題であって、サッカーでは「レベルが高いことイコール勝利」にはなりませんよね。
サッカーにおいては、それぞれの国が特長を持っています。日本にないものを韓国が持っていますし、中東もやっぱり独特じゃないですか。私たちの国も、同様に独特の精神と肉体をみんな持っています。これはイデオロギーということではなく、それぞれの国が自分たちのサッカーを持っていて、そこで戦うから勝負は難しいのです。
ですから日本はサッカーのレベルが高いからと言って、簡単にはワールドカップ予選を突破できないと思いますよ。朝鮮ともいい勝負になると思っています。