「これでニア上狙うのも見たかった」三笘薫が披露した“ククレジャぶち抜きドリブル”にさらなる進化を期待!「縦に抜き切れるのほんとすげえ」の声もファンは得点を要望の画像
サッカー日本代表の三笘薫 撮影:中地拓也

 現地時間9月27日、イングランドのリーグカップ3回戦が行われ、サッカー日本代表MF三笘薫が所属するブライトンは、敵地スタンフォード・ブリッジでチェルシーと対戦して0−1で敗れる結果となった。

 この試合で大きな話題を呼んだのが、左MFとしてスタメン出場した三笘と、右サイドバックとして出場した元ブライトンのスペイン代表DFマルク・ククレジャのマッチアップだった。バルセロナ時代から1対1の守備力には絶対の自信を持っている相手に対して三笘が見せたドリブル突破が話題となっている。

 試合開始早々の前半3分だった。相手陣内に押し込んだ中で、中盤のマフムド・ダフードからのパスを、三笘がいつものように左サイドのタッチライン際で受ける。対応したのは背番号3のククレジャ。ドリブルを開始した三笘は、一度止まって相手の足を止めた直後、得意の反発ステップで一気に縦に加速。ククレジャをぶち抜く形でペナルティエリアのゴールライン手前まで侵入して“あわや”という場面を作り出して見せた。

 惜しくも中央への折り返しのパスを相手GKにカットされてゴールにはならなかったが、開始直後のたったワンプレーで「三笘が危険」だということを、対峙したククレジャを含めたピッチ上のチェルシーイレブンのみならず、スタジアムにいたアウェイサポーターにも改めて認識させた。

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