なでしこジャパンの宮澤ひなたは、今年に行われたサッカー女子W杯で得点王に輝いた。その証である”ゴールデンブーツ”が彼女の手元に到着した様子を、所属チームが公開して話題になっている。
宮澤は神奈川県出身の23歳。地元のクラブで男子に混ざってサッカーを始めた。中学、高校でもサッカーを続けると日テレ東京ヴェルディベレーザでキャリアをスタート。東京で3シーズン戦うと、2021年からマイナビ仙台レディースに移籍して、今夏のW杯に出場した。
大会では初戦のザンビア戦とスペイン戦で2ゴール、ベスト16のノルウェー戦でもゴールを決めて得点王となった。また、女子日本代表として1大会での5ゴールは、レジェンド澤穂希氏に並ぶ記録でもある。
そうした活躍が評価された宮澤は、大会後にイングランドのマンチェスター・ユナイテッドへ移籍。バロンドール候補にもノミネートされるなど、世界も注目する存在になりつつある。そんなスター候補は笑顔でもファンを魅了していた。
9月22日、ユナイテッドはクラブの公式SNSアカウントに1本の動画を投稿した。映像では”ゴールデンブーツ”を受け取って、終始喜ぶ宮澤の姿が確認できる。