「ウタさん働き者!」「引越業者の人みたい」ACL初出場のJ2甲府のメルボルン到着時の荷物“トラック積み込みシーン”が話題!「全員が手伝う! これが甲府流」と胸を張るの画像
J2甲府のFWピーター・ウタカ 撮影:中地拓也

 J2ヴァンフォーレ甲府が9月18日、初出場するAFCチャンピオンズリーグACL)の第1節、アウェイでのメルボルン・シティ(オーストラリア)戦へ向けて現地入り。空港での荷物の“トラック積み込みシーン”が話題となっている。

 天皇杯王者としてACLに参戦する甲府は、9月17日の夜に羽田空港を出発し、翌朝にオーストラリア・ブリスベン空港に到着。さらにそこから試合が行われるメルボルン市に移動した。ふだんは経験しないチームでの長距離フライトとなったが、移動したのは選手たちだけではない。個人の所持品はもちろん、現地での練習、試合に必要な道具、サッカー用品など、大量の荷物も同時に運ぶ必要があった。

 だが、2022年度の売上高15億6400万円と、J2の中でも中位レベルの資金力の甲府は、ふだんの遠征からチームの荷物を運ぶ際には選手たちが協力している。ACL舞台でも、その“甲府スタイル”は変わらず、恒例のバケツリレー方式で大量の荷物をトラックに積み込んだ。

 そして、この作業で特に奮闘したのが、ピーター・ウタカだった。ナイジェリア出身、来日9年目の39歳ストライカーは、長距離移動の疲れも見せず、自らトラックの荷台に乗り込むと、周囲に声をかけながら慣れた手つきで次々と荷物を運び込んだ。

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