■「普通に叫んでいました(笑)」
また、この日は「良い形で復活してくれている」と小泉の復調を手放しで喜んでいたMF伊藤敦樹が後半頭からピッチに立った。伊藤は先日のトルコ代表との親善試合では鮮やかな左足ミドルシュートを突き刺し、日本に勝利(4-2)を呼び込むなど結果を出し爪痕を残していた。
チームメイトの活躍に小泉は「刺激は受けましたが、自分は自分のクラブで目の前にあるタイトルのために頑張るだけです。意識はしていませんが、いちサッカーファン、チームメイトとして嬉しいですし、誇らしい気持ちはあります」とコメントすると、「左のミドルシュートは珍しいので上手いと思った。さすがに驚いたと言うか、スーパーゴールだったので声は出ました。敦樹のゴールをいくつも見ていますが、さすが敦樹という感じで、普通に叫んでいました(笑)。能力がズバ抜けていますし、決定力は高いものがあります」と戦友を称えた。
20日には敵地でAFCチャンピオンズリーグ・グループステージ武漢三鎮(中国)戦が行われる。アジア連覇への旅がここからスタートする。
(文・構成/石田達也)