J1浦和レッズとJ2大宮アルディージャが、人気映画の予告編に思わぬ形で登場した。そのシーンにファンやサポーターが反応している。
Jリーグが開幕して30年、今や北海道から沖縄まで全国各地にプロサッカーチームが存在している。場所によっては同じ地域に複数のクラブが本拠地を構えることもあり、特別なライバル関係も生まれている。そんなチーム同士の対決は“ダービー”と呼ばれ、状況や順位に関係なく負けられない戦いだ。
そういったダービーは世界にもあるが、Jリーグにもみちのくダービー、神奈川ダービー、静岡ダービーなどいくつかある。その中でも熱いダービーとして知られるのが、埼玉県さいたま市をホームタウンにしている浦和レッズと大宮アルディージャによる“さいたまダービー”だ。そのダービーが、“埼玉県”を舞台にした人気映画『翔んで埼玉』でも描かれていた。
9月13日、同映画は公式SNSアカウントで1分のPVを披露。「埼玉に海を作る」という壮大な冒頭から、滋賀県や大阪府を巻き込んだ物語が展開されていくのだが、動画の後半に「大宮vs浦和」というテロップが表示される。すると赤とオレンジのTシャツを着た人々が綱引きを行ったり、対立したりしている様子が映された。説明するまでもなく、赤は浦和レッズの、オレンジは大宮アルディージャのチームカラー。ピッチ外のまさかの場所で、”さいたまダービー”が実現したのだ。
演者のシャツは撮影用の衣装かと思われたが、対立シーンをよく見ると画面手前で両チームのユニフォームも確認できる。