9月12日に行われた親善試合で、サッカー日本代表はトルコ代表に4-2と勝利。多くのゴールが生まれたこの試合で、得点にはならなかったが古橋亨梧と久保建英の連携も注目されていた。
前半15分に伊藤敦樹のゴールで1点を先制した日本は、前半20分にもチャンスを迎える。
自陣からパスを繋ぐ日本は右サイドの毎熊晟矢がボールを持つ。同サイドの前方にいた堂安律へ出すかと思わせたところで、内側の久保へパスを出した。寄せて来た相手は見事釣られ、背番号20はフリーで前を向く。そのままドリブルで相手ゴールを目指す中、前線で相手と駆け引きをしていたのが古橋だ。
最前線の背番号11は久保の動きを見ながらが“寄せて離れる動作”で、相手DFを騙してフリーになる。そうして裏のスペースへ駆け抜けようとしたところに、久保から足下に着くようなグラウンダーのパスが供給された。古橋にとって期待通りのボールが渡ったかのように見えた瞬間、相手GKとDF陣も必死に寄せる。そのプレッシャーもあり、背番号11は枠にシュートを打てなかった。
追加点にはならなかったが、日本にリズムをもたらすようなチャンスシーンとなった。