9月8日、関東地方は大雨だったが、浦和レッズの選手たちはこの日もトレーニングを行っていた。その際の、浦和レッズの西川周作の姿がファンの心を掴んでいる。
J1で5位につける浦和は、リーグ戦だけでなくルヴァン杯やACLなどハードな日程が組まれている。10日にはルヴァン杯の第二戦が行われるため、悪天候の日でも勝利のため練習を行っていた。その様子をクラブの公式ツイッターが動画で公開している。
それは、8秒ととても短い動画である。雨粒が見て分かるほど激しい雨の中キーパーグローブを着用した守護神は、ボールに向かって飛ぶ。すると芝生から勢いよく発生した水しぶきが、西川に直撃する。それでも背番号1はボールを抱えて起き上がり、カメラに笑顔を見せた。顔をぬぐった後には親指を立ててグッドポーズを見せるなど、天候に負けない様子が伺える。
大分トリニータとサンフレッチェ広島で100試合。そして浦和では300試合以上ゴールを死守してきた37歳の、鉄人ぶりが感じられる映像だった。