【川崎がJDT戦で手にしたもの(1)】鬼木監督が選手から感じた「改めて勝負に徹する」姿勢と「勝ちながら成長しなきゃいけない」気持ち…現地移動では不測の事態も動揺せずの画像
川崎フロンターレはACLのJDT戦を攻守においてタフに戦った 撮影:中地拓也
■【独自撮影】襟付きユニフォーム着用では今季初! マレーシアで見せたJDT戦後のバラバラ「全11枚」■

 9月19日、川崎フロンターレはACL初戦としてスルタン・イブラヒム・スタジアム(マレーシア)でJDT(ジョホール・ダルル・タクジムFC)と対戦。独特の空気に包まれたスタジアムで、1-0の勝利を収めた。

 川崎はこの試合で公式戦2連勝となった。FC東京と対戦したJリーグ第27節における多摩川クラシコ(9月15日)、そして、中3日で迎えたJDT戦を、いずれも1-0で終えたからだ。7月に記録して以来の連勝であり、サッカー日本代表の活動期間中によるリーグ戦中断期間明け後の2連戦、そして、ビッグマッチ2連戦といういくつもの顔を持つこの2試合を白星で終えることができた。

 9月22日に行われたオンライン取材で鬼木達監督に、この大きな2連勝で手にしたものは何かと率直に聞いてみると、まずは以下のようにその収穫を言葉にしている。
「改めて勝負に徹するというか、そういうところの重要性みたいなものですね。選手間でも、追い込まれたっていうわけではないんですけども、そういった中で勝ちながら成長しなきゃいけないっていうものが非常に伝わってきました。

 あとは、(FC東京戦で)一つ勝つことで、ACLにも自信を持って挑めたっていうところがね。メンタルは(サッカーにおいて)非常に重要な要素なので。昨年1回あのスタジアムを経験してるとか、あの応援を経験してるというのもあるとは思うんですけども、非常に良い精神状態で挑めた」

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