9月15日、川崎フロンターレは代表ウイーク中断明けの初戦をホームで迎えた。この試合ではJリーグデビューを飾ったのが、FWバフェティンビ・ゴミスだ。
ゴミスは1985年8月6日生まれの現在38歳で、元フランス代表として12試合に出場して3得点を記録した。このゴミスの加入が発表されたのは8月8日のことで、その後、チームに合流。日本の暑さに慣れながら調整を続けていた。
そして、この試合で先発の形でJリーグデビュー。すると、開始1分ほどで早くも決定機を見せる。川崎が得た右CKの場面で、キッカーを務めたのは脇坂泰斗。背番号14が蹴ったボールは、ゴールから遠ざかるような軌道を描き、ゴール前中央に向かう。
両チームの選手が密集する中でそのボールに合わせたのがゴミスで、ボールは左にそれるものの、そこにマルシーニョが詰めており、ゴミスのボールをゴールに押し込もうとしたもののうまくいかず、ボールはそのままゴールラインを割ったのだった。得点にこそならなかったが、名刺代わりのプレーとなった。