9月12日、サッカー日本代表はトルコ代表と対戦。4-2で勝利したのだが、一時、1点差に迫られる展開で勝利を決定付けた伊東純也のプレーが話題になっている。
ドイツ代表を4-1で大破した森保ジャパンは、この試合に中2日で挑んだ。しかも、開催地はドイツ戦が行われたヴォルフスブルグから遠く離れたベルギーのゲンク。移動時間が必要となった中で、スターティングメンバーを10人入れ替えて試合を始めた。
伊藤敦樹が強烈ミドルを決めたのを皮切りに、日本代表は3得点を奪取。前半終了間際に失点したものの、2点差で折り返す。
しかし後半17分に再び失点して1点差に迫られる。トルコ代表が勢いづく展開となり、森保一監督も三笘薫を交代選手として投入しようとするが、それを撤回させたのが伊東純也だ。
伊東は後半開始から途中出場したのだが、その際、暖かい拍手が。というのも、伊東にとってこのスタジアムは前所属クラブの本拠で、古巣凱旋を果たしたドリブラーのプレーを見ようとした地元ファンもいたのだ。
伊東の驚きの場面は、後半29分過ぎのこと。トルコにCKを与えたもののそのボールを日本が弾き出す。それを回収したのが伊東で、ボールと入れ替わると、一気に縦にドリブル。加速する伊東に対して相手選手も全速力で追いかけるが、追いつくことができない。
そしてそのままペナルティエリアまで侵入する超高速一人カウンターを見せるのだが、ここで相手選手が手を使って伊東を倒し、主審はPKとジャッジ。これを伊東自ら蹴って決めたのだった。