サッカー日本代表がドイツ代表に4-1で勝利した。この試合でゴールを決めた選手だけでなく、好守で勝利に貢献した冨安健洋に称賛の声が集まっている。
冨安にとって第2次森保ジャパンの活動はこれが初めてのことで、当然、ピッチに立つのもこれが最初だった。しかし、日本のゴール前で圧倒的な存在感を披露し、ドイツの攻撃を最少失点に抑えてみせた。
その数ある好プレーの中でも、前半終了間際に見せた堅守をアベマが公式ツイッターで公開して話題になっている。それは、前半44分過ぎの場面で、味方のスルーパスに抜け出したリロイ・サネが日本のゴールに迫る場面だった。
このとき、中央にはスペースができていてかなり危ない場面だったが、冨安が猛ダッシュで戻ってその左側を並走してサネが狙う最短コースを消す。右にやや膨らまされる形となったサネだが、ペナルティエリアに侵入する際にボールの角度を変えてシュートに持ち込みやすいようにする。
が、ここで冨安が見せた。スプリントしながらも左足を伸ばしてボールを外に出させたのだ。GK大迫敬介も前に出ていたが、冨安のとっさのプレーが日本のピンチをしのいだのだった。