「ボール支配率が多分27%で…」町田浩樹が話した、ドイツ戦に向けて選手間で膨らませたイメージ。自身の「代表での役割」も説明するの画像
ドイツ戦前日にヴォルフスブルグ市内で練習を行うサッカー日本代表の町田浩樹 撮影:中地拓也

 現地時間の9月9日(日本時間10日午前3時45分)、サッカー日本代表はドイツ・ヴォルフスブルグでドイツ代表と対戦する。その前日、町田浩樹が取材に応じた。

 今年3月の代表活動で、追加招集という形ではあったものの初めてA代表に名を連ねた町田。身長190cm、体重80kgという恵まれた体躯と駆け引きを武器に、現在はベルギーリーグのロイヤル・ユニオン・サン=ジロワーズで主力としてプレーしている。

 昨季は怪我に悩まされて出場機会が限られたものの、今季はここまでリーグ戦5試合すべてに出場。さらに、EL(ヨーロッパリーグ)予選2試合にも出場しており、充実の時間を過ごしている。そんな中で、欧州遠征を行う森保ジャパンに、最初からの形でメンバー入りを果たした。

 それだけに、「去年は怪我もあってなかなかチャンスもなかったですけど、今季は開幕からしっかり全部出てますし、そういう意味では自信を持ってA代表に選ばれることができたと思います」と胸を張る。そして、「選手としては新しい監督の元でやるっていうのは少しすごく刺激的ですし、すごく成長させてもらっていると思います」とも加えた。

 その代表において、「自チームではけっこう攻撃参加する場面が多くて、シュートまで行ってる場面もあるんですけど、自チームと代表ではちょっと求められていることも変わってくると思う」と、やるべきこと、求められることの違いを理解している。

 その中で、「代表では中盤やFWに“個で崩せる選手”が多いので、どっちかっていうと、守備でそういう選手をサポートできるようにというのが代表での自分の役割」と説明する。

  1. 1
  2. 2