川崎DF高井幸大は「フレッシュな選手が試合を動かすように」と反省の弁。取材中、終始苦虫を噛み潰したような表情も唯一見せた笑顔の瞬間の画像
C大阪戦に出場した川崎フロンターレの高井幸大 撮影:中地拓也

 高井幸大にとって18歳最後の公式戦は散々な結果に終わった。

 9月2日に川崎は敵地でC大阪と対戦。先発フル出場した高井はオウンゴールの当事者になってしまうなど思うに任せず、0−3で敗れてしまった。

 そんな試合を川崎は3バックでスタート。高井は山村和也、田邉秀斗とともに最終ラインを形成したが、試合自体は悪くない入りができていた。

「スライドのところもあまり問題なくできてましたし。少し前半、ちょっとボールを持たれる展開ではありましたけれど、持たせている感じだったので。自分たちの目の前でボールを動かしてるだけであまり怖くはなかったので。3枚のところは悪くなかったんじゃないかなと思います」

 また高井は、前方にボールを持ち出すなどしていたが、それは相手選手の特徴を見極めた上でのプレー選択だったという。

「試合を通じて、自分のサイドのサイドバックの選手があんまり守備をしなかったんで。僕は積極的に前に上がって、数的優位を作りながらと思ってたんですが、もう少しスムーズに左の方に運べたら良かったかなと思います」

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