画像・写真:PHOTOギャラリー【明治安田J1リーグ 第1節 セレッソ大阪vsアルビレックス新潟 2023年2月18日 14:04キックオフ】 原壮史 J1 アルビレックス新潟 セレッソ大阪 谷口海斗 千葉和彦 Jリーグ 2023.02.19 先に試合を動かしたのは新潟。培ってきたスタイルを堂々と披露してボールを走らせると、22分、谷口海斗が強烈なシュートを決めた。 セレッソ大阪vsアルビレックス新潟(20230218)撮影/原壮史 昨季5位のセレッソを相手に自分たち主体の小気味良いサッカーで渡り合えたことは自信に繋がるだろう。谷口は「少しは手応えというか、やれるのかな、というところはある」と振り返っている。 セレッソ大阪vsアルビレックス新潟(20230218)撮影/原壮史 一方で「今までならば通っていたパス、ボールを取れていた寄せ、入っていたゴールというのがなかなか通らなかったり入らなかったりする」(千葉和彦)と、J2との差を知る試合でもあった。 セレッソ大阪vsアルビレックス新潟(20230218)撮影/原壮史 先制ゴールを決めた谷口も「ちょっとしたミスでやられる」と肌感覚を口にした。 セレッソ大阪vsアルビレックス新潟(20230218)撮影/原壮史 28分に為田大貴に同点ゴールを奪われると、75分には奥埜博亮に決められて逆転された。しかし「自分たちの目線をそこ(J1とJ2の違い)に合わせるのではなく、我々の一番の高みを目指してやっている」(松橋力蔵監督)という新潟は、常に自分たちのスタイルを貫こうとした。 セレッソ大阪vsアルビレックス新潟(20230218)撮影/原壮史 80分に千葉和彦のゴールが生まれ2-2に。J1通算350試合出場を果たした頼れる男は「個人の精度を高めていかなければ戦術も上がっていかない」とJ1の質を体験しながら個々が成長していくことの大切さを説いた。この試合のスタメンには5人のJ1初出場選手が並んだ新潟。J1の感覚を知り、自分たちの理想を突き詰めていこうとしているチームは面白い存在になりそうだ。 セレッソ大阪vsアルビレックス新潟(20230218)撮影/原壮史 セレッソは、ジョルディ・クルークスがサイドで攻撃を牽引。毎熊晟矢との右サイドは「驚異的な推進力」(小菊昭雄監督)だった。 セレッソ大阪vsアルビレックス新潟(20230218)撮影/原壮史 1-1の状況で投入された香川真司は2点目に繋がるパスを繰り出してスタジアムを沸かせたものの、新潟がボールを動かす時間が長く、前を向いてボールを持った場面は片手で数えられるほどしかなかった。自身のコンディションもチーム状況も万全ではない中での出場で難しさはあったが「ピッチに立って、始まったと感じることができた」(香川)という最大の喜びがあった。 セレッソ大阪vsアルビレックス新潟(20230218)撮影/原壮史 「もっとやれると実感している」「(質も連携も)もっと上げないといけないし、上げていけると確信している」と語った香川。桜の季節がもうすぐやってくる。 セレッソ大阪vsアルビレックス新潟(20230218)撮影/原壮史 関連記事 「凄いオシャレ」「バレてしまう」いわきのJ2初ゴールは24歳SBの「鮮やか過ぎるヒールゴール」! 初めての舞台で魅せた衝撃プレー動画が20万回再生! 写真の記事へ戻る