画像・写真:天皇杯の「死闘」再び!前線で「体を張る」鈴木優磨、新加入の「助っ人」もピッチに、背番号20の「ハーフボレー」で同点に!【鹿島アントラーズvsアビスパ福岡】激闘PHOTOギャラリー 原壮史 J1 アビスパ福岡 鹿島アントラーズ Jリーグ 2025.08.20 前節首位に再浮上した鹿島は、4日前にマリノスからエウベルを獲得。優勝へ向かって勢いをつけたい試合となった。しかし、そんなタイミングで迎えた相手は、10日前に天皇杯で延長戦までもつれこむ試合を繰り広げたばかりの福岡。その試合は鹿島が辛うじて勝利したものの、金明輝監督が率いるチームはその敗戦をきっかけに自分たちの戦い方を取り戻すことに成功しており、より厄介な相手になっていることは間違いなかった。(20250816)撮影/原壮史(Sony α1使用) 立ち上がりから福岡のハードワークが鹿島のビルドアップを上回る。それだけでなく、鹿島は福岡のビルドアップを早い段階で封じることができず。低い位置でマイボールとなっても、ボランチとサイドバックがなかなか高い位置でプレーさせてもらえず、鈴木優磨(写真左)ら前線の選手たちは苦しい環境でのプレーが続いた。(20250816)撮影/原壮史(Sony α1使用) 鹿島はペースをつかめないまま前半を過ごしたが、なんとかスコアレスでハーフタイムに。複数得点差がついていてもおかしくなかったが、福岡が最後の最後でシュート精度を欠いた。(20250816)撮影/原壮史(Sony α1使用) しかし、後半に入っても展開が変わらない。そして50分、ついに福岡が先制点を決めた。(20250816)撮影/原壮史(Sony α1使用) 55分にダブルボランチと右サイドハーフの3人を一気に交換した鹿島だったが、それでも展開は変わらない。すると、62分には左サイドハーフに新加入の助っ人エウベル(写真)を投入。難しい試合となっていることを示すように、4-4-2のMF4人が全員入れ替わった。(20250816)撮影/原壮史(Sony α1使用) チームとして機能しているのは依然として福岡だったが、鹿島は途中出場の選手たちが戦う姿勢を高め、少しずつ反撃が形になるように。(20250816)撮影/原壮史(Sony α1使用) 84分、右サイドからの攻撃をゴール前で跳ね返された鹿島だったが、それに走り込んだ背番号20、舩橋佑(写真)がハーフボレーでネットを揺らし、ようやく1-1に。(20250816)撮影/原壮史(Sony α1使用) ホームの大応援団が逆転への雰囲気を作り出したが、天皇杯の雪辱を果たしたい福岡が再び主導権を握る。鹿島がそれに食らいつく形で、ATを含むラスト10分は消耗戦となった。(20250816)撮影/原壮史(Sony α1使用) 互いに最後の最後まで勝利を目指したが、スコアは動かず。勢いに乗る一戦とはならなかった鹿島だったが、うまくいかないながらも引き分けに持ち込んだ。リーグ戦は残り3分の1に突入したが、いつの間にか優勝争いのグループが大きくなっており、首位から7位の浦和まで勝ち点差はわずか4(※日曜日に試合を残している柏が勝利すれば6)。混沌の度合いを増す優勝争いにおいて、0よりも1のほうが良いのは間違いない。(20250816)撮影/原壮史(Sony α1使用) 写真の記事へ戻る