画像・写真:柏の14番が「大一番でのミス」を取り返す先制、79分投入の細谷真大と「新加入21番」の連携から追加点、ロドリゲス監督も「チームの成長と成熟を感じた」快勝【柏レイソルvs湘南ベルマーレ】激闘PHOTOギャラリー 原壮史 J1 柏レイソル 湘南ベルマーレ Jリーグ 2025.08.14 7月20日に行われた鹿島との大一番以来の試合となった柏。鹿島戦は最後の最後でミスから決勝点を献上するアクシデント的な敗戦となったが、試合後、リカルド・ロドリゲス監督は先頭を歩いて選手とサポーターを鼓舞し、「われわれは優勝できる」というメッセージを明確に伝えた。間隔が空いたものの、この湘南戦は優勝へのリスタートがかかった、メンタリティを試される試合となった。(20250810)撮影/原壮史(Sony α1使用) 立ち上がりから柏は、運動量と強度を保って試合を支配しにかかるが、残留争いから抜け出したい湘南も攻撃的な姿勢で相対する。(20250810)撮影/原壮史(Sony α1使用) サイドの高い位置で3人が絡んでチャンスメイクする柏に対し、湘南はブロックを形成して弾き返し、少ない手数でサイドの裏のスペースを突く。それでも、柏はサイドハーフがプレスバックを決して怠らず、攻撃時だけでなく守備時でも数的優位を保って徐々にペースを握る。(20250810)撮影/原壮史(Sony α1使用) アタッキングサードで攻撃を展開する回数に比べ、決定的な場面が多いわけではなかったが、粘り強い押し込みが続くようになった柏は44分に先制。鹿島戦でPK を外してしまった背番号14、小屋松知哉(写真中央)が押し込んだ。(20250810)撮影/原壮史(Sony α1使用) 後半に入ると、リードした柏がペースを握る。加入後初先発となった馬場晴也(写真右)が久保藤次郎、渡井理己と右サイドで良好な関係を築き、高い位置で自分たちの時間を長くすることに成功した。(20250810)撮影/原壮史(Sony α1使用) 押し込まれる展開が続いた湘南は、鈴木章斗(写真左)がなかなか前を向いてプレーさせてもらえず。遠距離からでも一発のあるルイス・フェリッピを投入して流れを変えようと試みるが、柏は強まる雨の中でもプレーの精度を保ち、主導権を手放さない。(20250810)撮影/原壮史(Sony α1使用) 柏は選手交代をしても良い意味で質が変わらず、勝利へと近づいていった。(20250810)撮影/原壮史(Sony α1使用) 79分には細谷真大(写真)と新加入の小西雄大を投入。守りきるのではなく、試合を決定づける追加点を狙い続けた。(20250810)撮影/原壮史(Sony α1使用) そして90分、小西(写真左)のアシストで2点目が入り、2-0の完勝という形で優勝への再スタートを切ることに成功。馬場や小西の活躍に象徴されるように、誰が出ても強さを発揮することができることも示し、再び優勝争いの中心へ舞い戻った。リカルド・ロドリゲス監督は「チームの成長と成熟を感じた」と、強さへの自信を口にした。(20250810)撮影/原壮史(Sony α1使用) 写真の記事へ戻る