柏の14番が「大一番でのミス」を取り返す先制、79分投入の細谷真大と「新加入21番」の連携から追加点、ロドリゲス監督も「チームの成長と成熟を感じた」快勝【柏レイソルvs湘南ベルマーレ】激闘PHOTOギャラリーの画像
リカルド・ロドリゲス監督が歓喜。優勝を目指す柏が「再スタート」を決めた! (20250810)撮影/原壮史(Sony α1使用)
■【画像9枚】鹿島戦の「PK失敗」を取り返した背番号14、新加入の背番号21が「ダメ押し弾」をアシスト、指揮官が「吠えた」雨天の激闘!

【明治安田J1リーグ 第25節 柏レイソルVS湘南ベルマーレ 2025年8月10日(日)19:03キックオフ】 撮影/原壮史(Sony α-1使用)

■鹿島戦の「PKキッカー」が押し込んだ!

 7月20日に行われた鹿島アントラーズとの大一番以来の試合となった柏レイソル。

 鹿島戦は最後の最後でミスから決勝点を献上するというアクシデント的な敗戦となってしまったが、試合後、リカルド・ロドリゲス監督は先頭を歩いて選手とサポーターを鼓舞し、「われわれは優勝できる」というメッセージを明確に伝えた。

 間隔が空いたものの、この湘南ベルマーレ戦は優勝へのリスタートがかかった、精神力を試される試合となった。

 立ち上がりから柏は運動量と強度をしっかりと保って試合を支配しにかかるが、残留争いから抜け出したい湘南も攻撃的な姿勢で相対する。

 サイドの高い位置で3人が絡んでチャンスメイクする柏に対し、湘南はブロックを形成して弾き返し、少ない手数でサイドの裏のスペースを突く。

 それでも、柏はサイドハーフがプレスバックを決して怠らず、攻撃時だけでなく守備時でも数的優位を保って徐々にペースを握る。

 アタッキングサードで攻撃を展開する回数に比べ、決定的な場面が多いわけではなかったものの、粘り強い押し込みが続くようになった柏は44分に先制。鹿島戦でPKを外してしまった背番号14、小屋松知哉が肩で押し込んだ。

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