画像・写真:2大エース不在の神戸で「川崎アカデミー育ち25歳」が古巣に凱旋2ゴール!EXILEファミリー「YMCA」も大盛況!3連覇を目指す王者が「3位」浮上【川崎フロンターレvsヴィッセル神戸】激闘PHOTOギャラリー 原壮史 J1 川崎フロンターレ ヴィッセル神戸 Jリーグ 2025.06.24 試合はいきなり動く。川崎は自陣で右サイドバックの橘田健人、センターバックのサッカー日本代表DF高井幸大、そして中盤の河原創が高いボール奪取力を発揮。神戸に勢いを出させず攻勢に転じると、左サイドの佐々木旭とマルシーニョの突破力でゴールに迫っていく。その勢いそのままに、6分にはキャプテン脇坂泰斗(写真)がゴールを奪った。(20250621)撮影/原壮史(Sony α1使用) 先制ゴールに笑顔を浮かべた高井だが、試合の主役は神戸の選手に奪われることに。輝いたのは、川崎のアカデミー出身で、凱旋試合となった宮代大聖。2大エース大迫勇也と武藤嘉紀がプレーするときにはセントラルミッドフィルダーとしてチームに貢献することも多いが、武藤だけでなく、大迫もメンバー外となったこの日は、2列目からゴールを狙うFWとしての働きを担い、本職のFWとしての攻撃センスが輝きを放つことになった。(20250621)撮影/原壮史(Sony α1使用) 10分、ロングスローからゴール前の混戦を作り出すと、宮代がネットを揺らし、1-1に。その後は神戸が前からのプレスで主導権を握り返し、ハーフタイムを迎えた。(20250621)撮影/原壮史(Sony α1使用) この日のハーフタイムは毎年恒例のYMCAショー。EXILEファミリーのジェネレーションズの中務裕太がスタジアムを盛り上げた。(20250621)撮影/原壮史(Sony α1使用) 後半が始まると、前半同様早い時間にスコアが動く。ゴールを奪ったのは神戸。52分、エリキが独特のタイミングで縦パスを通すと、宮代が抜け出してネットを揺らした。(20250621)撮影/原壮史(Sony α1使用) 反撃に出たい川崎は神戸のプレス強度に合わせた強引な突破を増やし、チャンスを作っていったものの、ペナルティエリア内の人数を確保した神戸の守備陣を打ち破るには至らず。(20250621)撮影/原壮史(Sony α1使用) 神戸の人数がそろう前に攻撃を完結させるべく、DFラインの後ろを山田新が突く場面もあったが、ネットを揺らすことはできなかった。(20250621)撮影/原壮史(Sony α1使用) 終盤には大島僚太(写真)や小林悠らも登場したが、ゴールは生まれず。(20250621)撮影/原壮史(Sony α1使用) 敵地で勝ち点3を奪った神戸は、6位から一気に3位へ。この日は首位・鹿島が敗れただけでなく、2位・柏と3位・京都の直接対決は引き分けに終わった。3連覇を目指す王者が、上位陣がそろって足踏みしたチャンスを逃さず、浮上してきた。(20250621)撮影/原壮史(Sony α1使用) 写真の記事へ戻る