画像・写真:FC東京が「QRコード」で仕掛けるも…先制は「勢いと強引さ」のヴェルディ!東京ダービー「3年連続の決着」に両軍サポーターの「選択」は【東京ヴェルディvsFC東京】PHOTOギャラリー 原壮史 J1 東京ヴェルディ FC東京 2025.04.04 ヴェルディがJ1に復帰した昨年は、2戦とも引き分けに終わった東京ダービー。今シーズン最初の激突は、ビッグマッチながら、あいにくの平日開催となったが、2万6865人が両者のホーム・味スタに駆けつけた。(20250402)撮影/原壮史(Sony α1使用) 選手入場時、FC東京サポーターはQRコードを掲出。行き先はYouTubeで、昨年4月のダービーで90+4分に遠藤渓太が同点ゴールを決めた場面と、一昨年の天皇杯で実現したダービーでPK戦を制した場面。うかつに読み込んでしまったヴェルディサポーターに嫌な記憶を思い出させる仕掛けになっていた。(20250402)撮影/原壮史(Sony α1使用) 試合は立ち上がりからFC東京がボールを持つものの、ヴェルディはポイントをしっかりと潰して攻撃力を発揮させず。FC東京で育った平川怜(右)も、得意なパスでの組み立てだけでなく、守備面でも奮闘を続けた。(20250402)撮影/原壮史(Sony α1使用) 迫力のある攻撃を展開するには至らないFC東京に対し、ヴェルディは勢いと強引さを見せ、積極的な縦への姿勢でゴールに近づくようになっていった。(20250402)撮影/原壮史(Sony α1使用) 20分には林尚輝のヘディングが決まり、ヴェルディが先制に成功。その後も、ボールを持つFC東京とカウンターのヴェルディ、という構図は続き、ヴェルディの狙った展開となった。しかし43分、高宇洋がロングボールで一気にラインの裏を突くと、飛び出した佐藤恵允がゴールを奪い、1‐1に。それまで見せていなかった形で同点に追いついて、前半を終えたFC東京だったが、後半立ち上がりにまさかの失点。ヴェルディの攻撃を防いだ流れでボールを持ったGKの野澤大志ブランドンがプレスに掛かり、交錯した染野唯月がボールをゴールへ押し込んだ(写真は先制点後、林を祝福する染野)。(20250402)撮影/原壮史(Sony α1使用) 思わぬ形で1点ビハインドとなってしまったFC東京だったが、不幸中の幸いはこれが終盤ではなく、52分という早い時間だったこと。精神的ダメージの大きな失点シーンとなってしまったものの、折れることなく反撃に集中することになった。(20250402)撮影/原壮史(Sony α1使用) ヴェルディはFC東京の攻撃を跳ね返す際に木村勇大へのロングボールを選択するが、木村誠二(左)がそれを簡単に収めることを許さず。カウンターからのチャンスもあったものの、野澤大志ブランドンのたび重なる好守もあり、FC東京の反撃ムードが停滞することがないまま、時間が流れていった。(20250402)撮影/原壮史(Sony α1使用) マルセロ・ヒアンや北原槙(写真)、仲川輝人といった攻撃的な選手を投入し、最後まで攻め続けるFC東京。惜しいシーンは少なくなかったが、ヴェルディがゴールを許さないまま終盤に突入した。(20250402)撮影/原壮史(Sony α1使用) そして試合終了が見えてきた89分、エンリケ・トレヴィザン(写真)が頭で決め、ついに2‐2に。勝ち点1を分け合った。試合終了の笛が響くと、昨年から3戦連続となったドロー決着に対し、ダービーに相応しい熱戦だったとはいえ、両チームのサポーターはブーイングを選択。ダービーは勝利あるのみ、という姿勢を明確にした。リーグ戦での次の東京ダービーは9月中旬の第29節。次こそ決着となるか。(20250402)撮影/原壮史(Sony α1使用) 関連記事 「かっこよすぎ」「素敵としか言いようがない」FW浅野拓磨が公開した「サングラス×私服の移動姿」にファン歓喜!「ビシッと決まってる」「いつ見ても素敵」の声 写真の記事へ戻る