8月25日、浦和レッズはアウェイで湘南ベルマーレと対戦。金Jとして行われたJ1リーグ第25節を1-0制したが、その中で大久保智明のプレーが絶賛されている。
8月22日に行われたACLプレーオフの理文戦から中2日。タイトな日程で挑んだこの試合に、大久保は連続での先発出場。局面を打開する役割を期待されてピッチに立った。
現在25歳の大久保は、2021年に浦和レッズに加入。中央大学からプロ入りした1年目はJ1リーグ戦18試合に出場し、プロ2年目となる昨季は22試合に出場していた。しかし今季はすでに25試合に出場。これは現在のチームにおいてトップタイの数字である。
しかも、昨季の出場時間は1333分だが、今季はそれが1970分に増加。1試合当たりの出場時間も増えており、チームに欠かせない存在となっていることが分かる。
湘南戦でも、ドリブルやトリッキーなプレーを随所に見せた。前半26分台にセンターサークル内で縦パスを受けると、そのまま素早く反転。相手選手を置き去りにしたプレーのほか、前半34分に自陣の右タッチライン際でやはり縦パスを受けて反転したプレー、後半11分過ぎに相手をちぎるドリブルなどを見せた。