8月19日ドイツ・ブンデスリーガが開幕した。日本代表の伊藤洋輝が所属するシュトゥットガルトは初戦から5-0とゴールラッシュ。その1点目を演出した伊藤のスルーパスが話題になっている。
シュトゥットガルトはホームにVfLボーフムを迎えた。アウェイチームに所属する浅野拓磨との日本人対決も注目されたが、先に結果を残したのが伊藤だ。
前半18分、日本代表DFはセンターサークル付近でボールを受ける。そのまま前に持ち運ぶと、前線の両サイドと中央にいた3人の味方がそれぞれランニングを開始する。選択肢が多い中、背番号21が選んだのはゴールへの最短距離、中央だった。
伊藤の左足が斜めに入れたパスはバウンドすると、ペナルティアークまで味方と共に走る。受けたFWのセール・ギラシは歩幅を合わせて、右足を振り抜いた。シュートは前に出て来た相手GKの横を一瞬で通過すると、ゴール右隅へ突き刺さった。
後の大量得点へつながる1点目を演出した伊藤のプレーに、SNS上では称賛の声が見られた。
「これなんよ伊藤洋輝はこれができるんよ」
「ブンデスでもワンランク上の選手になりつつあるな」
「とてもディフェンダーの足元とは思えん」
「左利きならではのピンポイントパス」
「日本では過小評価されている選手の1人です」