イングランド・プレミアリーグの名門リパプールへの移籍が発表された日本代表MF遠藤航が、早くもチームのクラブハウスを訪れてチーム練習合流への準備を急ピッチで進めている。
8月18日に移籍が正式発表されて以降、クラブの公式ツイッターが続々と遠藤関連の動画を公開して30歳の新たな日本人MFの加入を歓迎しているが、その中でチームのエースであるFWモハメド・サラーとの“初対面”の動画が大きな話題を集めている。
エジプト代表のサラーは、セリエAのASローマでブレイクした後、2017年夏にリバプールに加入した。以降、最強3トップの右ウイングとして抜群の決定力を発揮し、5シーズンでリーグ戦通算180試合に出場して118得点をマークしている。1993年2月9日生まれの遠藤に対し、サラーは1992年6月15日生まれ。日本式で考えると“同学年”となる。
公開された動画は、その“重鎮”サラーがクラブスタッフの「どこに行くんだい?」の質問に「挨拶だよ」と答えてドアをノックするシーンから始まる。そのドアの開けると、そこには遠藤の姿があった。
サラーが「Ah,hi! How are you?」と声をかけると、遠藤は「I'm Wataru,nice to meet you.」と返し、笑顔で握手を交わす。そして「順調かい?英語は話せる?」「順調だよ。英語も話せるよ」と確認した後、イギリスの雨ばかりの天気についてジョーク混じりに盛り上がり、最後は「Good luck,Endo,see you tomorrow.」「Thank you,see you tomorrow.」と再び固い握手を交わしている。