「マジでスーパー」伊東純也の優しくもいやらしいアシストクロスが「芸術的」と大絶賛! その直前の衝撃コントロールにも「こ、このトラップはベルカンプ…ッ!!」と賛辞集まるの画像
サッカー日本代表・伊東純也 撮影:中地拓也

 現地時間の8月19日、フランスリーグ第2節が行われ、スタッド・ランスがホームにクレルモン・フットを迎えた。昨シーズンを8位で終えた相手に2-0で勝利。チームは今季初勝利を挙げた。

 この試合でついに日本代表両ウイングがスタート時点から実現した。この日の試合で伊東純也と中村敬斗が先発。開幕節では後半途中から実現したこの布陣が、試合開始時点から見られたのである。

 前半37分過ぎには2人が絡んで好機を作るなど随所にいいプレーを見せたが、中村は後半16分の1点リードしていた時点で交代。伊東はそのままピッチに残る。

 そして後半39分にランスは待望の追加点を奪うのだが、それをアシストしたのが伊東だった。自陣左サイドから出たロングボールは対角である右サイドの高い位置に送られる。それに走って追いついたのが伊東だった。

 伊東は走りながらも見事なトラップを見せると難なくペナルティエリアに侵入。それでも相手DFが3人が必死に戻ってきており、数字的には3対2で守備者が多い状況だった。しかも伊東に対して1人が距離を詰めていたのだが、このドリブラーにとっては問題なかった。

 相手DF2人と相手GKの間を通す形でグラウンダーの優しくもいやらしいクロスを通してみせる。そこに走り込んだのがマーシャル・ミュネツイで、これをゴールに押し込んだのだった。伊東の正確なクロスが追加点をもたらしたのである。

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