ドイツ1部のシュツットガルトは現地時間8月12日、DFBポカール1回戦で4部のバーリンゲンと対戦した。4−0の快勝を収めた中、ダメ押しの4点目となったMF遠藤航のゴールが称賛されている。
1993年2月9日生まれの遠藤は、湘南ベルマーレから浦和レッズを経て、2018年夏にベルギー・シントトロイデンに移籍し、翌2019年夏からシュツットガルトでプレーを続けている。ボランチとして「チームの心臓」「デュエル王」として働き、チームを1部昇格に導いてから4シーズン目、30歳となって迎える新シーズンもキャプテンを務め、今季公式戦初試合にスタメン出場した。
そして、3−0とリードして迎えた後半10分だった。相手が低い位置からボールを繋いで攻撃に出ようとした瞬間、ボランチの位置から鋭い出足を見せ、相手のパスがずれたところを見逃さずにインターセプトに成功する。
すると遠藤は、そのまま次のタッチで長身FWセール・ギラシにパスを送ってワンツーの形で中央突破に成功すると、最後は半テンポずらしながら冷静に相手GKの股の間を抜いてゴールに流し込んだ。