現地時間の8月12日、リーグ・アンの開幕節が行われ、スタッド・ランスはアウェイでオリンピック・マルセイユと対戦。敵地での試合を1点差で落とした。
それでも、この試合開始10分でSランスが先制し、勝利への希望を感じさせていた。そのゴールを決めたのは、サッカー日本代表FW伊東純也だ。
それは開始10分の場面である。ランスは右サイドからボールをつないで高い位置に運ぼうとしていた。伊東は裏に抜け出そうという動きで味方のパスを引き出そうとしたが、そのパスが引っかかってしまう。それでもランスの選手が回収したのを見届けた伊東は、動きを止めずにそのままPA内に入る。
ボールは、その伊東の頭上高くを通り越してゴール前中央へ送られる。待ち構えていた味方選手が頭で折り返すと、ボールは山なりでペナルティエリアの右方向に。その落下点にいたのが伊東で、自身がフリーと分かるや右足でダイレクトシュート。ドライブ回転をかけたボールはゴール右下の隅を奇麗に射抜き、先制点をチームにもたらしたのである。