8月12日、サッカー日本代表・三笘薫が所属するブライトンがホームにルートン・タウンを迎えて今季のプレミアリーグ開幕戦を戦った。昇格組を相手にブライトンは4-1で圧勝。先発した三笘は先制点をアシストする活躍だった。
左サイドで先発した三笘が魅せたのは35分過ぎのことだった。左サイドへのスルーパスに抜け出してブライトンの選手を大きく押し上げた三笘は、攻撃を急がずに一度ボールを味方に戻す。そしてペナルティエリア左手前の角でもう一度受けると、得意のドリブルではなく右足のクロスを選択する。
このとき、三笘の前には3人の相手選手がいたことで中に切れ込む余地はなく、縦方向にも両チームの選手が一人ずついたこともあってスペースは見つけにくかった。とはいえ、三笘の選択は消極的なクロスではなかった。右足でゴール前に送ったボールは、MFソリー・マーチの頭にピタリ。相手DFの頭上をうまく越して味方に合わせたボールで、ブライトンの今季初ゴールをお膳立てしたのだ。
ブライトンは1点リードで前半を折り返し、後半に3ゴールをゲット。1失点したものの、開幕戦から4ゴールを奪って快勝したのだった。