「やっぱり先制されると難しい」川崎・脇坂泰斗が口にした拙い試合運び。14番の活躍で一時追いつくも、「2点リードされて追い越すのはなかなか厳しい」の画像
ゴールを決めた瞬間の川崎フロンターレの脇坂泰斗 撮影:中地拓也

 川崎フロンターレは8月6日に等々力にてガンバ大阪を迎え撃った。試合内容は良かったが、常に先手を許す苦しい戦いの中、大量4失点で敗戦。そんな試合後も脇坂泰斗は丁寧な取材対応で試合を振り返ってくれた。脇坂がまず口にしたのが拙い試合運びに対する反省だった。

「まず前半、追いついた後ですかね、すぐに2点、3点と取られてしまったというところ」

 13分に先制点を奪われた川崎は、27分に脇坂が同点ゴールを決めて追いついて反撃ムードに乗るが、そこからの試合運びに課題が残った。

「入りは悪くなかっただけに、やっぱり先制されると難しいところはあるなと感じましたし、失点のところも自分たちのミス絡みのところがあるので。そこは、ああやって隙を見せると、力のあるチームには点を取られますし。なんとか追いつくことはできましたけど、やっぱり2点リードされて追い越すのはなかなか厳しいなと、感じました」

 ペナルティエリア内でのプレーでPKを与えてしまった川崎は、30分にそれを冷静に沈められて勝ち越しを許す。さらに41分にはGKへのバックパスを奪われて3失点目を喫することとなった。

 1-3で前半を折り返した川崎ではあったが、後半開始時にピッチに入った瀬川祐輔を皮切りに交代出場選手がチームに活力を与え71分、75分の瀬川の連続ゴールに結びつけている。盛り上がる等々力のサポーターの声援を受けた川崎は、逆転ゴールを目指してG大阪を押し込むが最後まで4点目は奪えず。

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