現地時間の8月7日、ブンデス王者のバイエルン・ミュンヘンとサッカー日本代表の南野拓実が所属するASモナコがプレシーズンマッチで対決。先発した南野が大活躍を見せた。
今夏にはジャパンツアーも行ったバイエルンでは、FWにはマティス・テルが、中盤にはジャマル・ムシアラやセルジュ・ニャブリ、レオン・ゴレツカらといった豪華な面々が先発。最終ラインにはキム・ミンジェやバンジャマン・パヴァール、アルフォンソ・デイヴィスらが並んだ。
一方のモナコは、ウィサム・ベン・イェデルにアレクサンドル・ゴロヴィン、そして南野が攻撃陣を形成して、ミュンヘン市内での一戦に挑んだ。
この試合で先制点を奪ったのは、元日本代表だった。前半29分、センターサークル付近から送られた縦パスを、イェデルが相手ペナルティエリアの手前やや右の位置で受ける。前を向いて持ち運ぶように動くモナコの背番号10を背負うフランス代表だったが、ボックスの中に侵入すると思われた瞬間にヒールで落とす。
そこに走り込んだのが南野で、落としを受けると同時にペナルティエリア内に侵入。相手DF2人が壁となって阻もうとするが、左足で放った一撃は見事にゴールへ。勢いをもたらす先制ゴールを決めて見せた。