J2のジュビロ磐田がSNSを更新した。世界を驚かせているツイッターの変革の有効活用に、称賛の声が上がっている。
ツイッターが「X」になった。突然のブランド変更は、世界中を驚かせた。ツイッターの利用者数は、全世界で5億4000万人に達したという。そう宣言したのは、昨年10月にツイッター社を買収した実業家のイーロン・マスク氏だ。
マスク氏による買収後、ツイッターをめぐってさまざまな変化が取り込まれた。認証バッジ取得の要件が変更されるなど、多くの混乱を起こしてきたと言っていい。
その最新の驚きが、ブランドの変更だ。ブランド名を「X」へと変更し、今後は「ツイート」という言葉も「x‘s」(エクスズ)へと置き換えられるという。ちなみに「リツイート」の新呼称については、現在考案中だという。
また、利用者に複雑な思いをもたらしたのが、ロゴの変更だ。それまでの青い鳥が、Xへと置き換えられたのだ。
この変化を「有効活用」した団体が日本にいる。J2を戦っているジュビロ磐田だ。
ロゴの変更が発表されると、ツイッターで「青い鳥はいつでもここにいます」として、ツイッターの旧ロゴにサンコウチョウをモチーフとした「青を基調とする鳥」であるクラブマスコットを詰め込んだ画像を投稿。この投稿には「センスある」「ウケる」「座布団案件」などの声が飛んでいた。
磐田の進撃は続く。7月31日には、「青い鳥もXも仲良くここにいます」として、スマホのカバー画面の写真を投稿した。
画面には、ツイッターに似たアプリのアイコンが並んでいる。だがよく見ると、背景はサックスブルーで、白抜きで描かれたのはクラブマスコットのジュビロくんの輪郭だ。
そして隣には、青い鳥とXの融合アイコンがある。サッカーファンには見慣れた。磐田のエンブレムだ。確かに青い鳥が描かれており、2羽が交差する姿は「X」になっている。