川崎・高井幸大がスーパー守備で天皇杯・高知戦の勝利に貢献も「たまたまです」の一言。優勝に向け、「3つ勝てばいいので。一個一個です」の画像
天皇杯・高知戦でプレーする川崎フロンターレの高井幸大 撮影:中地拓也

 川崎フロンターレが高知ユナイテッドSCを1−0で下した試合後、高井幸大が取材に応じた。

 8月2日に川崎は、高知との天皇杯R16の試合を敵地・高知で実施。結果的に辛勝だった試合について高井は、「カテゴリーは関係ないなと思いますし、天皇杯は勝つことが一番かなと思います」と述べ、安堵の表情を浮かべている。

 その高井がチームの絶体絶命のピンチを救っている。0−0で迎えた59分の高知のカウンターの場面、チョン・ソンリョン東家聡樹のシュートを弾いたこぼれ球に対し、小林心が詰めた決定的なシュートを、高井は体を投げ出して阻止。ゴールを守っている。この場面について高井は「ゴールにカバーに入れて良かったです」と一言。あまりに薄い内容に苦笑いしつつ、危機察知能力を褒めたが「たまたまです」と謙遜するだけだった。

 ただ、あのカバーが無ければ試合は違った展開になっていた可能性もある。それを伝えると、「そうですね。PKまで行ってたかもしれないですね、今ごろ」と苦笑いしていた。ちなみに佐々木旭が決めた80分の先制点の瞬間の心境を聞くと「やったー!」と思ったあと「90分で終わるわって思いました」と振り返っていた。

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