7月29日、ブライトンはニューカッスル・ユナイテッドFCと対戦した。プレミアリーグ同士がアメリカで戦ったこのプレシーズンマッチで、サッカー日本代表の三笘薫はアシストを記録したが、さらに、あるドリブルも注目されている。
それは、前半28分過ぎのことだった。相手陣内の左のタッチライン際にいた三笘は、味方からのグラウンダーの縦パスを受け取る。そのボールをカットしようと相手選手が足を伸ばしてスライディング。パスは通らなかったかに思われた。
しかしボールはやや内側に転がり、かかっていたバックスピンによって前に進む。そこにはスライディングを交わした三笘がいて、何事もなかったかのようにボールを回収。そのままさらにドリブルを開始するのだ。
プレミアリーグは公式ツイッターにこの映像を投稿したのだが、以下のような称賛のコメントが並んだ。
「三笘さん、またヤバくなってる…」
「三笘薫さんすごすぎ」
「こういうプレー大好き」
「三笘さんメッシやん上手すぎ」
さらに、「うますぎて何してるかわからない(笑)」の声もあり、一見するとボールがどうなったのか分かりにくいが、中を向いた三笘が右足でボールにわずかに触っていたよう。技術と判断力の高さがあればこそできたプレーだった。