7月19日、セルティックと横浜F・マリノスが日産スタジアムを舞台に対戦した。スコットランド王者とJリーグ王者が激突したこの試合で、ハットトリックを決めたのが前田大然だった。
古巣相手に、そして、Jリーグで首位争いを繰り広げるチーム相手に決めたゴールの数は「3」。サッカー日本代表としてカタールワールドカップでも活躍したその実力を存分に発揮した。セルティックは公式ツイッターにその3得点を含む自チームの4ゴールのピッチレベル映像を公開した。
最初の得点は、前半6分の場面。セルティック陣内をドリブルするFWアンデルソン・ロペスから旗手怜央がボールを奪うと、右に展開。圧巻のスルーパスから味方につなげると、そこからゴール前に上げられたグラウンダーのクロスに前田がダイレクトで合わせたものだ。トップスピードの状態で決めたゴールで、開始4分でのセルティックの失点を帳消しにしていた。
2点目も右サイドからのクロスに合わせたもの。味方がつないで展開すると、ここでもゴール前にグラウンダーのクロス。ファーで冷静に流し込んだ。
3点目も、なんと同じく右からのグラウンダークロス。3得点とも似たような形で決めたゴールで、古巣相手にハットトリックを決めたのだった。