J3のFC琉球が、今シーズンの3rdユニフォームを発表した。クラブの創立20周年を祝う特別なユニフォームに、賛辞が集まっている。
2003年に、FC琉球は誕生した。沖縄県の社会人リーグ3部から着実にステップアップし、JFLでの8シーズンを乗り越えて、2014年にJリーグにたどり着いた。
2019年からは4シーズン、J2で戦った。残念ながら昨季はJ2で21位となりJ3へと降格したが、また新たな歴史を築くべく再スタートを切っている。
その思いは、すでに今季のユニフォームに刻み込まれている。新たなスローガンである「ONE OKINAWA」が襟裏へとプリントされ、新時代を沖縄全体でつくり上げる気持ちが表現されていた。
18日に発表された3rdユニフォームには、さらなる思いが込められた。クラブ誕生からの20年を振り返り、Jリーグに参入した2014年、J3優勝を果たした2018年など、節目となる年のユニフォームに必ずあった「襟」をデザインに取り入れた。今季のユニフォームに大胆に取り入れられていたシーサーと沖縄県全体の地図に加え、ユニフォームを横断するボーダー部分には琉球を象徴する「ミナサー織」の柄を大胆にあしらった。
フィールドプレーヤー用は黒をベースに、シーサーや沖縄の地図がゴールドで描かれている。GK用は鮮やかに、ゴールドそのものがベースとなっている。