7月16日、J1リーグ第21節としてFC東京が鹿島アントラーズを味の素スタジアムに迎えた。安部柊斗が国内ラストマッチを迎えたこの日、3万7千人以上のファン・サポーターが現地に駆け付けた。
この試合のキックオフ時間は19時にもかかわらず、気温は32.5度。さらに湿度は60%という猛暑の中で両チームが戦った。
しかしサポーターは早い時間から集まっており、当然、その時間帯は炎天下にさらされた。味の素スタジアムがある調布市のこの日の最高気温は35度超え。チームにエールを送る前に、厳しい暑さとの戦いをまずは強いられることとなった。
そんなサポーターに対し、FC東京は一つの取り組みを行った。それは、保冷材の配布。「すでに気温が高くなっております。熱中症対策として #青赤パーク あじペン広場に用意してある保冷剤をご利用ください」と公式ツイッターで呼びかけ、保冷材の利用を呼び掛けたのである。
クラブとしてこうした取り組みは、ありそうでなかったと言うべきもの。SNS上では、感謝の声が続々と上がっていた。
「保冷剤助かる!」
「こういうの凄く助かります」
「やっぱ東京のこういう心遣いはありがたい」
「良い取り組み!Jリーグ全体に広げてほしい!」
「お心遣い、感謝です」
「これはありがたい」