フランス1部のモナコが、新ユニフォームを発表した。南野拓実もモデルを務めて発信されたデザインに、絶賛の声が広がっている。
近年のフランスサッカーの顔と言えば、やはりパリ・サンジェルマンだ。豊富な資金力を背景に世界中からタレントを集め、フランス代表のエースであるキリアン・ムバッペも擁して世界の頂点を目指している。
パリ・サンジェルマンの最大のライバルはマルセイユであるが、モナコも健闘している。2016-17シーズンにはリーグ・アンを制しており、優勝回数でマルセイユに迫ろうとしている。
そのモナコ公国の名を背負うクラブは2022-23シーズン、国内6位に終わった。3シーズンぶりに、ヨーロッパの大会への出場権を逃すことになった。
過去を反省しつつ、新シーズンへの挑戦は始まっている。13日には、2023-24シーズンに着用するホームユニフォームを発表した。
デザインは、もちろん伝統の斜め模様を採用している。モナコ公国のグレース・ケリー王妃によって導入され、リーグ初優勝へと導いたデザインだ。
上半分の赤い部分には、細かな模様が丁寧に織り込まれている。その赤いデザインが、背中一面に広がる。クラブがツイッター公式アカウントで発表した写真で、その担当を任されたのが南野拓実だ。他の4人の選手がユニフォーム前面を見せる中、髪を伸ばしたアタッカーはただ一人、カメラに向けた背中で新シーズンへの意気込みを語っている。